WEB小説『SEPTEM』


 あらすじ

 西暦2039年1月17日。

 その日、内閣府は日本国民に対し、にわかには信じがたい法案を執行した。

 

 『特例柱礎国民法』

 

 全国民の保有する基本的人権を一時的に剥奪し、期日までに規定の国民人権税を納付した者に対してのみ、剥奪した人権を返還する。

 期日までに国民人権税を納付できなかった者は反永久的に人権を剥奪され、法的人格を喪失し、「柱礎国民」と呼ばれる新たな労働国民層として国家の所有物となる。「柱礎国民」と見なされた者は、新日本防衛軍によって連行され、与えられた分類に伴って種々の処遇を受ける。


 暴走を始めた国家。

 それを指揮するのは、遺伝子操作技術によって誕生したデザイナーズチャイルド『Super7』。

 常人を遥かに超越した様々な才能を持つ7人の「超人」。

 

 国務大臣として日本の全権を握った彼らは、非人道的な本法案を打ち出し、経済破綻寸前の日本国に歯止めをかけようと動く。『Super7』が求めるのは、国家としての完璧なまでの合理性。日本の救済を目的に可決された血の通わない政策は、国民の尊厳を無視し、列島全域を災禍の渦に巻き込んでいく。


 そんな現政府の壊滅を目論む革命家、九十九夜作。

 彼は『Super7』に対抗すべく、「七つの大罪」に見立て一般人の中から同じく7人の精鋭を選出する。

 その名もチーム『SEPTEM』。

 

 1st   非凡な頭脳を持つ異端な青年「颯一之助」

 2nd  犬顔の天才ハッカー「犬童小鉄」

 3rd   伝説の元女優「椿ちとせ」

 4th   最強の暴力「五鬼上伊織」

 5th   平凡な(?)女子大生「小烏鞠」

 6th   神にのみ許された特別な力を持つ「タロウ」

 7th   夜作の実の息子である次世代デザイナーズチャイルド「九十九宵」

 

 一癖も二癖もある7人。

 時にぶつかり合いながらも連携し、国家の策謀を阻止すべく立ち上がる。

(Coming Soon)